結婚指輪を手作りする場合、どんなデザインにするかは夫婦の自由です。しかし「自由」と言われると逆に悩むもので、夫婦2人で考えても答えに辿り着くことはできません。
そこで参考になるのが、体験談です。実際に結婚指輪を手作りした人達は、どんなデザインにしたのでしょうか。見えてきたのは、「夫婦らしさ」と「意外な盲点」でした。
まず紹介する体験談は、シンプルな結婚指輪を選んだ夫婦です。結婚指輪は長く使うものだからこそ、あえてシンプルなデザインの結婚指輪を選んだそうです。しかしあまりにもシンプル過ぎたがために飽きてしまい、タンスの奥に入れたままにしてしまっているとのことでした。
結婚指輪を手作りすると、シンプルな中にも味わいが出てくるものです。しかしシンプル過ぎるのも考えもので、「刺激」はありません。刺激がない指輪を身に着けると、変に退屈になるだけです。実際にシンプル過ぎる結婚指輪を手作りした人は「もっと凝ったデザインにすればよかった」と、後悔していました。
手作りの結婚指輪体験は、がっかりするものだけではありません。大満足している夫婦もいらっしゃいます。ある夫婦の共通の趣味は、猫でした。猫を通して知り合い、猫を通して結ばれた夫婦。当然作る結婚指輪は、猫がモチーフのデザインです。指輪の表面に肉球がほどこされて、オリジナリティがあります。
とても可愛らしいデザインに仕上がり、猫大好き夫婦は大満足。猫が紡いだ幸せは、猫によりさらなる幸せへと繋がるでしょう。
結婚に至ったのには、必ず何か理由があるはずです。第三者がきくと「変な話」でも、2人にとってはドラマチックなもの。同じ会社で知り合ったのなら、会社が手掛けている物をモチーフにするのも良いでしょう。先ほど紹介した共通の趣味があれば、趣味をモチーフにした指輪も面白いかもしれません。
2人の出会いは何でしょうか。これから2人はどんな家庭を築こうと考えているでしょうか。
