18金や14金という言葉がありますが、一体何を意味しているのでしょう。
18金(K18)などの金(K)は、金の純度を表しています。
金の純度は24分割で表現されます。
24金が純度100%の金を意味し、18金は18/24、つまり75%の純金が使われているということです。
ちなみにダイヤモンドの重さを意味するカラット(carat)と金の純度を意味する(karat)は、日本語の発音は同じですが、完全なる別物です。
一説には、ダイヤモンドのカラットとの混合を防ぐため、K18を18金と表記するようになったといわれます。
多くのアクセサリーは18金や14金などで作られており、純金は使われていません。
なぜ純金が使われないかというと、それは金が柔らかすぎるからです。
時代劇でよく小判を噛む仕草がありますが、あれは小判の柔らかさを確認し、どれくらいの金が配合されるか判断するためです。
もし純金で結婚指輪を作ったら、すぐに歪み型崩れしてしまうでしょう。
手作りの結婚指輪の工房で使われる金の多くは、18金のゴールドです。
柔らかく加工もしやすい、また丈夫な指輪が作れるというのも理由の1つです。
さらにお手頃価格でゴールドの結婚指輪を作りたいのなら、10金のコースを選べる工房もあります。
18金で結婚指輪を作るメリットは、ほどよい価格で、おしゃれなアクセサリーが作れる点です。
金の魅力は、プラチナと同じように加工をしやすい点です。
18金はほどよい純金の含有量で、初心者でも失敗せずに結婚指輪を作れます。
しかし価格は金のほうが安いです。
またゴールドという色味から、結婚指輪にゴージャスさを加えられます。
おしゃれで安く、さらにゴージャスな指輪を作りたいのなら、18金の結婚指輪がおすすめです。
今回は18金についてご紹介しましたが、ゴールドは色味が豊富な金属です。
オレンジゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドなど、様々な種類のゴールドがあり、自分の肌に合った色を選べます。
ただし多くの工房で取り扱っているのは、ゴールドやピンクゴールドなど定番の色です。
グリーンゴールドなどの変わり種を使いたいのなら、あらかじめ工房に相談しておくとよいでしょう。