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結婚指輪のクオリティって何?

結婚指輪のクオリティは材質にあり!

結婚指輪のクオリティを決めるのは、材質そのものにあります。結婚指輪は、何十年単位と使う大切なもの。入手した当初は光り輝く指輪であっても、年月が経てばやがてくすんでしまうものです。
でも良い材質を使った結婚指輪であれば、年月が経っても色褪せることはないでしょう。では何をもって「良い材質」というのか、検証してみました。

Pt999とPt950

注目したいのは、指輪に使われる金属です。結婚指輪の素材として人気No1に君臨しているのは、プラチナです。しかし完全無欠のプラチナは、史上に出回っていません。
完全無欠のプラチナであれば、指輪のどこかに「Pt999」という文字が刻まれているはずです。「Pt999」とは、プラチナが99.9%含まれていることを指します。完全無欠のプラチナになるので、輝きはかなりのもの。しかし加工のしにくさから、高級ブランドでも取り扱いがないのです。
高級ブランドが使っているプラチナは、主にPt950。プラチナが95%含まれている素材です。残り5%の違う金属を混ぜ合わせることにより、加工しやすいようになっているのです。

Pt900について

いわゆる「安い結婚指輪」に使われているのは、Pt900のプラチナです。プラチナが90%含まれている素材です。プラチナの割合が少ないとなると「材質はよくない」と、思われるかもしれません。大きな間違いです。
Pt900のプラチナは、Pt950とPt999に比べてかなり頑丈です。また指輪に万が一のことがあっても、Pt900なら修理は簡単です。Pt950の結婚指輪も修理はできなくはないものの、対応している修理屋が少ないのが現状です。何十年と使うことを考えたら、結婚指輪に使う材料はPt900の方が相応しいと言えるでしょう。

純度が高ければ高いほど良いのか?

プラチナの純度が高ければ高いほど、良い材質であるとは言い難いのが現状です。輝きに関しては、Pt950の結婚指輪に軍配があがります。でも価格や使い勝手の点を考えたら、Pt900の方に軍配が上がるでしょう。
結婚指輪に使われる素材はプラチナ以外にも、色々あります。「値段が高いから品質が良い」というのは通じません。ある意味、難しい問題です。