結婚指輪を売りに出した場合の買取価格は、いつどこでどういう指輪を売りだしたかによって大きく変わります。
結婚指輪の多くは、プラチナで出来ています。プラチナそのものの値段は全く安定せず、買取の時期が少しズレるだけでも値段は大きく変わります。2025年時点において、プラチナは1gあたり5,500円〜4,500円の間で取引されています。しかし過去にはプラチナの値段が大きく下がり、3,000円未満で取引されたこともあります。結婚指輪の買取価格については、はっきり断言できないのが正直な所です。
結婚指輪の買取は、何も素材だけで決まるものではありません。買い取った結婚指輪を「中古」として販売している業者であれば、有名ブランドの結婚指輪には高い値段がつく可能性があります。
中古の結婚指輪の場合、1番の売れ筋は有名ブランドです。業者側としても、売れ筋の指輪だけは何としてでも確保したいところ。他の業者に買い取らせるわけにはいきません。そこで買取価格を上げて、在庫確保に乗り出します。在庫の確保ができれば、利益は上がったのも同然です。
ただ有名ブランドの結婚指輪だからとはいえ、必ず高値で買い取ってもらえるとは限りません。指輪の状態が悪い物になると、値段が下がることもあるので要注意です。
「買取に出す前に指輪をクリーニングすれば良いのでは?」という意見もあるでしょう。指輪を綺麗な状態で買取に出せば、業者側も気持ちよく引き取ってくれます。ただクリーニングで上がった分の値段は、極僅か。数万円単位と跳ね上がる訳ではないのです。
結婚指輪を高く買い取ってもらいたいというのならば、業者の動向を誰よりも厳しい目でチェックするしかありません。先ほど紹介したような「買い取った指輪を中古で販売している業者」であれば、有名ブランドの結婚指輪には高い値段がつきます。
ただ「プラチナ」そのものを目当てに取引している業者であれば、買取当日のプラチナ価格で値段は大きく変わります。業者が何に力を入れているのかが分かれば、高値買取は夢ではありません。